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神様、もう少しだけ
火曜日21時フジテレビ系で放映、 福岡はTNC 1998年 日本
日本のテレビドラマとしては始めてエイズに正面から取り組んだものが、しかもゴールデンタイムに放映中です。ボランティア関係やPWAの意見も取り入れて制作されており、結構細かいところまで気配りされています。
香港ムービーで大人気の金城武 扮する売れっ子音楽プロデューサー「啓吾」と、別の男性とたった一回の「売り」でHIVに感染してしまった女子高生「真生(まさき)」(深田恭子)のラブストーリー。
ファンの真生が売れっ子の啓吾に偶然出会ったり、「売り」の相手に人口過多の東京の街で偶然出会ったりと、ありそうもないことの連続なのですが、現実はもっとありそうもないことが起こってたりもするので「出来すぎだよー」なんて言わずに見てみて下さい。まだ15歳という深田恭子の体当たりの演技に泣かされてしまいました。(P)

カーテンコール
1997年 イギリス
主人公のトニオは、HIVに感染しているが薬を飲むこともなく、ただダンスに打ち込むことでHIVと死の恐怖を乗り越えようとしている。そうはいっても、恋人と友人でありダンスの師でもあったラモンを同じ病気で失っているので、3人目、つまり自分の死にむかいあうとやりきれなくなる。
そんな時、ラモンのカウンセラーであっ た人物と出会いお互いに恋に落ちる。しかし、トニオは死から目を背けるように、目前に迫るステージの練習に没頭する。その反面、トニオの恋人は日常の仕事の中で出会
うPHAとトニオをダブらせ、彼に自然に接することが出来ずに悩む。
一見、HIVの映画、とも思うけど、見てみると、たまたま一方がHIVにかかってる恋
人同士のラブストーリーかな、、、。ただ、この二人ゲイなのでオコゲ気味の私にとっても、濃厚なラブシーンはちょっとドギマギしてしまった。
ラブストーリーだけど、二人の間にHIVが存在することでお互いがお互いを必要とする思いが、すごく
リアルな感じもした。もしかしたら、この二人の持ってるそれぞれの悩みは、ゲイ
やAIDS/HIVに偏見のある人でも「あーそうそう。一緒じゃん」って思えるものがある
のでは。ホントは、いっつもそうやって受け入れているのが当然のところなんだけどさ。
あと、おわりが前向き。この手の映画にありがちな、主人公の「喪失」はおきない
し、この先はいろいろ会った恋人同士が二人でこの病気や自分の人生観と闘ってい
ってくれそうなフインキです。それは、ちょっとうれしかったかな。
(スナフ)

アニーは愛された A
place for Annie 1992年 アメリカ
「ボーイズ オンザ サイド」でエイズ患者を演じたメアリールイーズ パーカーがまたもエイズの役を演じていると言うことでワーカーズのごく一部で話題になったTVムービーです。
NHKで放映されたので見られ方もたくさんいるのでは・・。 みなしごのエイズベビー アニーを治療していた女医が彼女を養子に引き取るのですが、後から元ヘロイン中毒でPHAの母親が取り返しに・・・という86年に実際にあったお話なのです。単純明解なストーリーですがこれがまた結構「来る」のですよぉ。
女医役がその昔「キャリー」で17歳のポルターガイスト少女を演じたシシースペイセク。20年たってもこの顔は忘れていませんでした!?(P)

ジェフリー 1995年 アメリカ
この映画の主人公はHIVが恐くてセックスが出来なくなったゲイ青年。
セイファーセックスに気を使うよりセックスレスを選んだ彼に理想の恋人現る。ところが恋人はHIVポジティブ。さあこの二人はいかにして結びつくのでしょうか。
喜劇仕立てになってはいるものの中身はいたって真剣。コンドームが破けてもめげてはいかん、だれも愛さず、なにも感じないで何の人生ぞ。ジェフリーはゲイパレードに参加したり、友人の死などを経験したりして次第にエイズを見据えることが出来るようになり、ついに恋人と再会。ところが・・・・あとは見てのお楽しみです。
さて話は変わりますが、「とんねるずのみなさんのおかげです」の保毛尾田保毛男という差別キャラクターでどれだけの人達が傷ついたか、いじめられたか、抗議したゲイ団体があったのかどうか知りたい今日この頃です。(よっちゃん)

リビング エンド LIVING
END 1992年 アメリカ
一言で言うと、このグレッグ・アラキの力作は、雀の涙ほどの制作費にもかかわらず、ヒューマニズムあふれる近代社会でのHIVをかかえるゲイカップルのドキュメント的フィクションです。
ジョンは元愛人がAIDSで倒れたと聞き検査を受け、案の定陽性、気力抜けしてしまいます。打ち明けた親友のダーシーも、”アイムソーリー...”しか言ってあげられない自分の無力さに悩み始め、はては親身になってくれない彼氏との間にまで波紋が広がっていきます。そんな時ちょっとしたことからジョンは放浪者のルークと出会い、二人ともHIV+、共感は急激に恋に変わっていきます。
”世界も自分自身の未来さえも捨てたものになってしまった”けれど、お互いの傷をなめあうように虚無をごまかしあい、埋め去ってしまおうと必死になっているのがよく分かります。(これがまたムリだからよけい虚しい)
結局、ジョンとルークは、ルークが引き起こしてしまった殺人をきっかけに、当てもなく逃走します。(この辺は、正にTHELMA
& LOUISE !!)ガンバッテ!と言ってもつかの間、本当は、警察から逃げるというより、HIV感染の”レッテル”から逃れたいための逃走だった、と気付いて失望にガクッと頭をたれる沈黙のシーンで幕を閉じます。
カミング・アウトあるいは共生の道が二人の前から閉ざされていた要因のひとつには、HIVが社会で一種の”焼印”として見られている現状があることは、映画を見ても明らかになります。全く気取らないフランクなとらえかたで、キャラクターに親近感をもてちゃう。となりのケン君を密着カメラで見ている感じで見れるから、勉強家にもシネマ・フリークにもお勧めの一品です。(金ミホ)

秋桜ーコスモス 1997年 日本
3月3日に、福岡市エイズキャンペーン「秋桜」試写会に行ってきました。
福島県本宮町の皆さんの、熱意から作り出されたという本宮方式の映画です。 主人公明子(小田茜)は、南米で交通事故に会い輸血からHIVに感染してしまう。故郷の福島に戻っては来たものの、周りの偏見や差別に突き当たることになる。それでも、母(夏木マリ)や親友の夏実(松下恵)の理解と共感を支えに、明子は明るく振る舞っていく。
この先は、下記日程で行われる上映を実際に見に行ってください。参考までに、既に見た方々の感想を、、、。
「2回見たけど、2回とも(涙で)ぐしょぐしょ。」「いかにも文部省選定という感じだけど、見たあとに皆で話し合うのにはもってこい」「学芸会のような演技はやめてほしい」「何で宍戸錠だけなまってるんだろー」などなど。また、あまりにも偏見を持っている人が多く登場してくるし、心無い言葉や態度を突きつけられる場面もたびたびなので考えさせられる反面、「エイズに対しての恐怖感をあおられる人もいるかもしれない」と言うある感染者の方の意見もありました。
この映画をみて、いろいろ考えて見てください。きっと、私と同じように涙チョチョぎれたり、怒ったりすると思います。そして、また改めて自分の心の中も覗き込んでみるきっかけになるかもしれません。 (スナフ)

君が眠るまえに 1991年 アメリカ
Tさんが教えてくれたこの映画、ビデオ屋さんに字幕スーパーと日本語吹き替えがあり見頃の一本です。美少年映画「モーリス」のH.グラントとあと2週間の命しかないエイズ患者の恋人、それに大御所女優ジュリー・アンドリュースとアン・マーガレットが両方の母親役でからむお話。
「君が眠るまえに」 同性愛のせいで断絶していた母との和解をアンドリュース、グラントの親子がとりもつというストーリーの展開となっています。アン・マーグレットは母親役としてはきれいすぎるという意見もあり、同性愛嫌悪(ホモフォビア)は父親こそ克服がむつかしいのにという不満はあるものの、ハリウッドのゲイ受容史に誌すものだと言えましょう。(よっちゃん)

マザーズプレイヤー 1996 アメリカ
”女の人の感想が聞きたいなぁ”との問いかけに、”何で女の人なのよ〜”と思いながらも、みんなのお薦めとの声に思わず”私ビデオ観て感想書くぅ”と手を挙げてしまった私。感想は一言、”あなたも観てみて!!”・・・この一言につきるわ。
母子家庭で2人仲良く生きている家庭に突然、母親のAIDS発症の事実。母が近い将来の”死”を覚悟した時の”生”への意志の強さと、息子(8歳)が必死にその事実を受け入れようとがんばる姿は、心が痛くなるほどです。
母の子を想う気持ちが全面にでていますが、そのなかで、友人のあたたかさやHIV感染者の支援やアメリカっぽい医療関係者やいろんな人と支え合いながら、母と子は、母の死の準備をすることが生きていることと強く感じているように思いました(とても悲しいことだけど)。でも、そこに、”意志をもって生きること”を感じた私です。
この映画には、HIVの偏見や二次感染や母子感染、AIDS孤児等、いろいろと問題提示されていますが、現在の一番の問題は死んでしまう病気なんだということ。息子がクラスメイトにいじめられ”彼こそ病気になればよい”と言ったとき、母は、静かに厳として”病気は罰せられるためになるのではない”といった場面がやけに印象に残っています。
友人と2人で観たんだけど、友人の第一声は”私たちが知らないところで、日本でもこんな苦しみをもっている人いるんよね”。 観る人のおかれている状況によっても、いろんなことを感じてしまうであろうお薦めの一本です。 (O)
「ターミネーター」シリーズの母親役で有名なリンダ・ハミルトン主演の、実話にもとづいた話題作。ひとりの母親の生き様を通して、深刻な ”エイズ問題”を真正面から捉えた愛と苦悩のドラマ。「エイズから目をそらさないで」と死を宣告された母親の悲痛な叫びが胸に迫る。 と、いうことで、まぁー見てやってください。 (Y)

ロングタイム コンパニオン
ノーマン・ルネ監督 1990年 アメリカ
エイズのボランティアの間では有名なこの映画を知人の録画テープでようやく観れてうれしい私であります。
愛し愛されるゲイカップルが「エイズ」という状況といかに闘ってパートナーシップを全うしたか。登場人物はそろいもそろって若くて美形でエリート、しかも皆白人で職業は弁護士やテレビスターときては、あまりにも美しすぎ、できすぎではないの?と思えなくもないが、これまた有名なテレビ映画「運命の瞬間」では医療対象でしか語られなかったゲイコミュニティの内側が描かれて今更ながら胸をうちます。
なかでもひとりぼっちのPWAがボランティアとうまくいかない場面が出てきます。カップル幻想にみちたこの映画では唯一の、単独者の栄光と悲惨を感じさせるシーンでした。
コンパニオンと言えば最近はコンパニオンアニマルとか、アニマルアシステッドセラピーなどとよく聞かれるようになりました。要するに、ペットのもたらす慰安が人のケアに大いに役立つという事から日本でもコンパニオンドッグを連れて子供や老人のための施設を訪問するボランティア団体が発足した。実を言うと、映画の中で猫が、出ていると思い込んでいた私は、フレディー・マーキュリーの伝記とごっちゃになったらしい。
それはそうと「フレディー・マーキュリーと私」の著者のジムもまさしく「ロングタイムコンパニオン」なのでした。(Y)

ビデオ わたしたちのからだと健康
〜いっしょに考えようAIDSこと〜 医学映像教育センター ¥18,000
ご存じ大石敏寛さんが進行役を努めるAIDS教育用ビデオ。病気の原理から、予防、薬害、人権問題まで幅広くコンパクトに29分でまとめられたビデオです。要所要所で大石さんの感染者としての立場からコメントが入ります。
とりあえず難なくまとめられていて、特に高校生などにAIDS教育をする場合、はじめに見せておくとやりやすいと思います。ペニスの模型を用いたコンドームの使用方法はなかなかリアルでイケます。
ゼロ ペイシャンス Zero
Patianse 1993年カナダ
以前東京でも、オフィス・ヌーベルバーグ主催で上映されたらしいのですが、「これお勧めです!」といったってどうすれば観ることができるのかわからないのでご免なさい。次号までに探してお知らせします。ぜひ沢山のかたに観てもらいたい作品でした。
ゼロ ペイシャンスとは0号のエイズ患者という意味です。「そしてエイズは蔓延した」という本の中にも書かれ、その映画「運命の瞬間」の中に出ていたカナダ人スチュワードの話です。
亡くなったはずの彼が、どういうわけか(そこはコメデイ映画なのでオユルシアレ)この世に舞い戻ってきて自分の汚名に疑問を持つのです。アメリカにウイルスを持ち込んだ0号だと言われているのです。彼は、アメリカ人からスケープゴートにされたのではないかと怒っていました。(これはちなみにカナダ映画です)
誰が0号だっていいじゃないか。いや僕の前にもだれか人がいるはず、いや、その人の前にはさるがいる、いや、さるの前には、、、などとさぐっていってだれかに汚名をきせて何になるんだと。。。どうも人間はいつもだれかのせいにして自分には関係がなかったと安心するみたいですね。。。それでおしまいではなくて、とにかくエイズのウイルスはあるんだからセーファーセックスして一緒に生きて行こうよと訴えているのです。
今、日本の国会で行なわれている参考人招致で患者1号認定について疑問が持たれ、なにがおこったのか真実が探られています。(一向に解明されず怒っています)誰が1号なのかが問題ではなくて、誰かが何かの利害のために真実を歪めたのではないかということが問題なのです。
納得の行く説明もないままお互いに責任のなすりあいで「はい、終わり」とはやっぱり行きませんよね。ちゃんと正直に謝って二度と繰り返さないと約束してもらいたいのです。汚名をきせるのとは違うよねって考えましたがいかがでしょうか。
せりふは全部歌です。(そうミュージカル映画です)コメデイタッチに明るく作られているのですが、なぜか涙ぐんでしまった私でした。(K)

プリシラ Prescilla 1994年 オーストラリア
久々のスマッシュヒットってな感じのゲイ・ムービーです。ショーガール(おかま、Queen
in the Desert だそうです)の3人がオーストラリアの砂漠をどさ回りするっていうお話なんですが、何って言うかそれぞれが自分に正直に生きる様を、何の気負いもなくのびのびと描いた作品です。
あのテレンス・スタンプが初老のおかま体を押してスゲー衣装で踊るんですが、私なんぞ深夜に一人でゲラゲラ笑いながら見てしまいました。確か「おすぎ」がラジオで絶賛してたのはこの映画だったんじゃなかったっけ。とりあえずオチらしきものも有るので安心して観れます。
演出や衣装がこれまた私好みで、ブライアン・デパルマも真っ青のハデハデ、ギラギラって言えば、この手が好きな映画ファンは飛びつくはずの代物です。道中立ち寄った田舎町でバスにAIDS
FUCKERって落書きされるくらいで、エイズとは関係ない映画なんですが、これからの世の中いろんな人達と気持ちよく生きていくためには見といた方がいいかも。
どうしても偏見が拭えない方、自分のこと分かっているくせにふんぎりがつかない方、いろいろありましょうがたまにはお堅いこと抜きに楽しみましょう。(P)

レッドチェリー Red
Cherry 中国
第二次世界大戦の直前に、祖国の革命から逃れた中国人の少年と少女がロシアへと留学してきた。二人は革命の混乱からは離れたものの、大戦の勃発のためにその苦悩はさらに増すことになった。自分たちを温かく迎かえ入れてくれた人々が無残に目の前で殺されていき、ドイツのイカした大佐に捕まったあげく、ハデハデのハーケンクロイツの入れ墨を背中にされてしまう。その屈辱と恐怖を何とか消してしまおうと、自らの背中に薪の火を押あてる、、、。
はっきりいって、暗いです。ノンフィクションなだけに、辛さは一層で、戦争の醜さと人間の弱さと残忍さを、これでもかと見せつけられました。そんななかで、映画の冒頭で、各国から戦乱を逃れてきた子供たちがロシアの学校で国の区別なく楽しく授業を受ける様子に 「おぉッ、これって共生してるじゃん?!」と思ったのは私だけ?
結局、戦争にしろ、エイズにしろ、ちょっとした片寄った見方から不幸を生むのではないでしょうか。この映画をきっかけに、新たに共生の意味を考えてしまいました。(ロシア語の勉強にもなりました。)スナフ

ボーイズ オン ザ サイド 1995年
ビデオにくわしい会員のお勧めがあったので、レンタル屋さんに走りました。ウーピ・ゴールドバーグなど女性3人のロードムービー。
彼のお勧め評。<3人の中のひとりがエイズになっちゃう映画。それが中心の映画ではないけど、ラストはじーんとくるのだ。> で、私めも見ました。
ウーピーがレズビアンの役を演じているのに注目。よっちゃんとしましては、この映画を「セクシャリティの映画」としてお勧めシタイ。日本で言うところの最も「身持ちの固い」女性が感染したという話を設定したことがこの映画を面白くしたようです。
じーんとくるラストではウーピーが天使にラブソングをさながらに、しっかり歌っているのですが、この映画は、カーペンターズ、マドンナ、ダイアナ・ロスの3人のロードムービーのようでもありますよ?!お楽しみに。 (Y)

マイフレンド・フォーエバー 原題 CARE
1995 アメリカ
こりゃみんな見たよね。血液製剤、子ども、友達、永遠、ってくりゃ見ないわけにはいかない(いけない)お涙頂戴シクシク、ズルズル〜の95年最新の超一本。
隣に引っ越してきたPWAの子と仲良くなり、その子を治す(CARE)ために、いろいろやっちゃって、やり過ぎる、というお話だけど、エイズの映画にありがちなハードな雰囲気は全くゼロ。
二人の少年が新薬を求めて映画「スタンド・バイ・ミー」のように旅する風景は「アメリカってこんなに自然がいっぱいなの」って改めて感心し直すくらい、ソフトなのでした。
原題のCARE(治癒、癒す)とは似ても似つかぬ放題いや邦題(のくせにカタカナ)が分かりやすすぎて、「タイトルが恥ずかしくて観れない」と言う君、こっそりビデオを借りて見るのをお薦めします。映画館では終わった後、電気がつきますが、皆涙でグシャグシャ状態のためしばらくは誰も立てないと言うくらい泣けます。 (ハンカチ度5枚)

ムーンリットナイト
原題 On a Moonlit Night 1989年
月明かりの夜に一発やったのが運の尽き。という映画なんですが、これ結構古くて1989年当時、ボーっとしたあたま状態で見ていた私は、昨年末に深夜テレビで放映されるまで何故か、ずーっと気になって、「もう1度観たい」と探していた映画でした。
丁度翌日に抗体検査の結果を聞きに行ったわたくしなんぞ、ルドガー・ハウアーになりきってしまってビクビクもんでしたわ。「俺はエイズだ」といっただけでパニクってた当時のアメリカで、ジャーナリストとしていろんな所で「俺はエイズだ」といって、パニクリ加減を取材していた売れっ子の聞屋さん(ルドガー・ハウアー)が、実は本当に感染していて、恋人ナスターシャ・キンスキー(これが若くてきれいでかっこいい)と彼の知らぬ間に産んでいた子どものためを思って、愛してるから彼女らから逃げちゃう。絶対にほんとのことを言わない、一方でコンドームで大儲けしちゃうってお話。
大御所フェイ・ダナウエイもPWAの役だし、ドミニク・サンダなんて出てくるし、渋くて渋くて・・・、変な意味でアメリカ版「男はつらいよ」の世界で、もうたまりませんわ。男性諸氏、抗体検査を受けたら結果が出るまでの1週間の間に絶対観るべし。効果(何の?)抜群よ!! (ハンカチ度 2枚)
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